• 椿のつながり2024年、椿の採取から一次加工をして頂いている施設さんです。

    2024年2月現在は、個人の内職、年金暮らしの方、施設、合わせて70名以上が椿茶の仕事をしています

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  • 椿の生産に関わる施設と人々

    大船渡市、陸前高田市、気仙沼市、石巻市、東松島市、塩釜市、名取市、にある就労支援施設の皆様と椿茶生産取り組みをさせて頂いております。
    採取から一次作業を行なった椿葉を1キロ当たり2,000円の単価(採取からの場合のみ)でバンザイファクトリーが買取をさせて頂いています。それを原材料として椿茶にする為に二次加工、製品化や商品化をしております。弊社以外では平均しますと各施設さんを合せて平均して約70人以上(2024年9月現在)が日々・常時作業をして頂いて原材料生産をしています。この地域で安全に採取出来るのは、三陸地域(宮城沿岸・岩手沿岸)にあの猛毒な「茶毒蛾(ちゃどくが)」や害虫が生息して無いからです。本当に幸運です。
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    ● 陸前高田市 一般社団法人スナフキン・アンサンブル(旧・ユニバーサル就労支援センター)さん

    2018年から椿葉の生産を行っています。画像をクリックすると、財団さんのホームページに飛びます。

    一般社団法人スナフキン・アンサンブル「旧・ユニバーサル就労支援センター(公益財団法人 共生地域創造財団)」で就労体験メニューの共同作業に椿茶の葉を磨いて弊社に持ち込む作業をして頂いております。この取り組みが事例となって広がって行きました。一番最初に取り組んで形を作って頂いた組織さんです。

    椿葉の採取、小枝きり、葉切り、手作業による洗浄と蝋成分の除去をして弊社に持ち込んで頂いてます。キロあたりの単価で支払いをさせて頂いております。様々な事情から就労の機会が無かったり、震災による精神的な影響、様々な理由によって就労の機会を失った方々が、椿茶を作る為の一次作業に携わって頂いておりました。とても楽しい作業時間のようです。

     

    共生地域創造財団は3つの団体で構成されていました。
    ・NPO法人ホームレス支援全国ネットワーク
     <全国85の会員団体で構成されています>

     

    ・グリーンコープ生活協同組合
     <九州から関西まで、約42万人の組合員がいます>

     

    ・生活クラブ生活協同組合
     <北海道、東北から関西まで、約40万人の組合員がいます>

     

    3.11東日本大震災後に会員さんの「寄付」によって作られた財団です。本当に有難い組織です。この財団が震災後にこうして、三陸地域の為に活動を続けて頂いております。2021年に一般社団法人スナフキン・アンサンブルが設立され、引き継がれて現在に至っています。

    https://uwc-rikuzentakata.net/

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    ● 陸前高田市 B型就労継続支援施設、きらり さん

    2019年から椿葉の生産を行っています。

    陸前高田市のB型・施設の、きらりさん、椿の葉処理をして頂いております。許可を頂いた椿から枝ごと採取して、写真のように水に付けて元気を保って、葉を一枚一枚作業して、バンザイファクトリーに持ち込まれます。こうして椿に触って、大事に磨いて行く作業がとても良いようです。

     

    作業風景がユーチューブにあります。

    https://www.youtube.com/watch?v=e1SmEJWTVeo

    ※写真は親御様から一人一人許可を頂いて掲載しております。

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    ボードに葉の絵を書いて、品質を向上させています。椿の葉を作業している施設さんです。

    障がい者施設さんだから安く、とか、品質は低いのは仕方がない、と言うような取り組みでは無く、施設さんは品質第一に管理、選択をした葉だけを届けて頂いています。

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    ● 大船渡市 一般社団法人みらい就労継続支援A型ポプラさん

    2020年から、作業して頂いてます。

    2017年、岩手県南三陸沿岸、気仙地域で初めての就労継続支援B型施設として開設。 65歳未満(利用開始時)で障がいがあり単独で就職が困難な方への就職知識及び技術習得の場。

    障がい者支援に手携える沖縄県中城村を拠点に障がい者福祉サービスを展開する一般 社団法人「みらい」(稲嶺積代表理事)が、東日本大震災を機に交流を続ける大船渡市の有志とともに、障がい者の就労を後押しする就労継続支援事業を始めた施設です。納品量がどんどん増えていました。

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    ● 岩手県大船渡市 労継続支援B型事業所エクセルシオールさん

    2021年から椿葉の生産を行っています。

    当団体は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災後に発足した、障がい者支援の団体です。

    岩手県大船渡市にて、障がい者の方々の支援活動を行っております。小さな団体ですが、自分たちのできる範囲で障がい者の方々を支援していきます。「みんなして、がんばっぺし」

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    ● 宮城県気仙沼市 気仙沼松峰園さん

    2021年から椿葉の生産を行っています。

    陸前高田市の隣町になる宮城県気仙沼市の施設さんです。銀行さんからの紹介でバンザイファクトリーに来られました。県は違えど同じ三陸地域です。暖かい話しですが、利用者さんのご家族が、この仕事の説明を聞き、とても感心されて、良い仕事だと、なんと利用者さんのご家族が自生椿を採取して、施設に持ち込んでくれたりしたと報告を頂いています。また利用者さんの家族会が製造会社のバンザイファクトリー をバスで見学にも来られました。ありがたい取り組みをさせて頂いております。

    ここでは、伐採採取された椿を生育して、葉に落とすエリアを第一工場と呼ばれ、葉を綺麗に洗浄・磨きをする部屋を第二工場と呼び、年中運営しています。最も生産量の多い施設さんです。気仙沼市はとても椿の生息している所で、椿の島(大島)が存在しています。

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    ● 東京都日野市 社会福祉協議会関連施設

    2020年6月から椿葉の生産を行っています。

    掲載可能な写真と文書をメールで頂きました。岩手県内気仙地区での施設は4箇所とやらせて頂いております。東京都では日野市社会福祉協議会の関連施設5箇所が日野市わーくわーくさんを通して、(社会福祉法人・工房夢ふうせん、社会福祉法人すずかけの家、社会福祉法人・東京光の家、、特定非営利法人やまぼうし「法政大学多摩キャンパスエックドーム」、社会福祉法人・東京都七生福祉園)さんと始めさせて頂いております。震災復興支援に来られている社会福祉協議会の方とお会いして親交を深めた結果、このような形になっていました。椿茶の製造に関わっている方々が少しづつ広がっておりました。この方々に送り続けれる為にも椿畑を整備しています。

     

    お手紙を頂きました。

    夢ふうせんではお弁当作りやパンを作っているグループから、余暇活動や機能維持を中心とした車イスを利用されている方たちのグループと、様々なグループに別れて活動を行っております。 頂戴しました椿葉の消毒作業は、多くのグループで仕事として取り組ませていただいております。新型コロナウイルスの影響もあり、以前にもまして室内で行える仕事が不足していた中で、椿葉消毒のお仕事を頂戴出来た事、大変有難く存じます。

     今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
         夢ふうせん 真柄

     

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    愛さんさん様 宮城県塩釜市と石巻市の二ヶ所で生産

    2024年から椿葉の生産を行っています。

    二つの場所で施設を持って連携して行っている就労施設さんです。一つの建物では伐採、枝切り、葉に落とす。そしてこちらの建物では蝋成分を落とす、洗浄、磨き、送付となっていました。

    石巻の施設側では、他施設さんとの連携によって、伐採してくれる作業所さんと、葉の処理をする、愛さんさん石巻さん、なんと分担協力して生産をしています。

    石巻も塩釜も椿がとても多い地域です。また椿の名所島もあり、椿トンネル、椿の神社もある三陸地域が椿の産地である事が伺える土地柄です。塩釜はとても大きな市です。

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    宮城県名取市 テラグラッサさん

    2023年から椿葉の生産を行っています。

    さん、こうしてラミネートして、紹介して利用者さんを増やしていたり、即売会で並べて紹介して販売したりと、椿への取り組みを広げてもらっておりました。写真の椿は、地元の市会議員さんが伐採してくれて、用意を毎週のように続けて来てくれているとの事、超びっくり・・・・です。今度、議員さんに挨拶に行こうと思います。地元の議員さんまでも協力していたとは・・・驚きました。本当にありがたい。椿に関わる人達はとても優しいです。

    バンザイファクトリー では椿葉を伐採、一次加工、納品をして頂いている施設さんを、「生産者」&「取組先」と呼ばせて頂いております。

    仕入れ先、取引先、外注先、委託先、ではありません。一緒に生産と製造を分担している「取組先」です。

    ここでは点字加工もしたおり、弊社の名刺に点字をやって頂いていました。それはもう普通の人では出来ない作業を視力が落ちてしまった利用者さんが、スパスパとやっている事に驚かされる施設さんです。びっくりします。目が見えていても私どもでは出来ません・・・

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    宮城県東松島市 ひがまつステーションさん

    2024年から椿葉の生産を行っています。

    全盲の方がリーダーとなって椿作業を立ち上げていました。これには大変に驚きました。そして感動しました。社長さんの話しでは、採取にも一緒に行くし、昼食を皆の為に作ったり、とにかく施設の利用者の為にやっているとの事・・。SNSでは使って良いと了解を得て撮影。彼曰く椿の作業で全員で一致団結となれたんですよとの事でとても感動しました。

    採取畑は、椿油を採取していた数十年前から育てている椿が百本以上ある所から採取の了解を得て伐採されています。

     

    剪定して行くと椿が元気になると。椿油と椿茶が同居していました。その山に案内されて一緒に話しながら深い事も聞けました。楽しかったです。こちらの施設さんでは、椿茶を仕入れて、地元のホテル旅館、カフェ、道の駅に扱ってもらい、売上利益を利用者さんと配達して工賃アップに繋げています。元々社長さんが医療機械関係の営業経験者なので、このような体制が出来たのだと思っております。

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    宮城県石巻市 (株)めだか さん

    2024年から椿葉の生産を行っています。

    施設には販売所もあり、その入り口に作業前の椿が置いてあり、いかにも椿の仕事をしている感があって、地域の物で地域の仕事を作る、またもそんな気持ちを感じさせて頂きました。裏畑に椿が沢山生息していて、敷地内で採取出来るのはとても楽です。また新鮮です。

    お祝い・慶弔に向けたギフトセットも作られ、チラシも専用に作り、椿茶の拡販もして頂いておりました。葉の生産と、販売と両方はとても取り組んでいる、取引では無い感覚になり、嬉しいタッグをさせて頂いております。

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    岩手県陸前高田市 
    一般財団法人 みらい創造財団・朝日のあたる家さん

    2023年から椿葉の伐採、施設・個人への提供、作業代金のバンザイファクトリー からの回収と、作業者に渡す、までを行っています。

    作業所(障がい者施設さんや就労支援センターさん)で伐採・採取が出来ない所のサポートを行っています。スタッフの方々が椿を伐採し、バンザイファクトリー からの寄付で作った椿置き場に格納しています、それを地域の方、施設の方々、が取りに来ています。そして椿茶の原料にする作業を行います。朝日のあたる家さんが、それをまとめてバンザイファクトリー 工場に持って来て頂いています。またそのキログラムの価格を朝日のあたる家さんに、支払います。朝日のあたる家さんは、代金回収後、それぞれの施設、個人、デイケアさんに持っていく、回収も代行しています。椿葉の生産は取りまとめている関係上、毎週20キロ〜30キロと大量です。1施設さんとしての最大は気仙沼市の松峰園さん、近い量が陸前高田市の作業所きらりさんです。また最近は宮城県の塩釜(石巻市の施設も含む)が生産量を上げて来ています。宮城県側にも、こうした取組先ができれば、生産量は一気に上がると思います。下記のアドレスで一つ一つの流れが記事で説明されています。

     

    「手仕事がしたい」強く生きる椿のように。

    https://fcfr-asahi.jp/sanpuku_trackrecord/912/

     

    「椿がつなぐ産業」

    https://fcfr-asahi.jp/sanpuku_trackrecord/923/

     

    「椿のお仕事紹介」椿茶のお仕事しませんか?

    https://fcfr-asahi.jp/sanpuku_trackrecord/1006/

     

    「農福連携で誰も置き去りにしない」

    https://fcfr-asahi.jp/sanpuku_trackrecord/1130/

     

    「三陸椿とともに育つ産福連携」

    https://fcfr-asahi.jp/sanpuku_trackrecord/1170/

     

    「椿茶の原料採取は、私たちにお任せあれ!!」

    https://fcfr-asahi.jp/sanpuku_trackrecord/1214/

     

    「働き方の多様性を支える輪」

    https://fcfr-asahi.jp/sanpuku_trackrecord/1354/

     

    「椿の葉から広がる、連携作業の輪」

    https://fcfr-asahi.jp/sanpuku_trackrecord/64/