• 椿の採取から葉の一次加工生産をして頂いているB型就労支援施設さんです。

    2025年12月現在は、A型・B型の就労支援施設さん、個人の内職、在宅での作業、病院で作業療法に、合わせて平均して延べ80名以上が日々、椿葉の生産を、北から大船渡市、陸前高田市、気仙沼市、石巻市、東松島市、塩竈市、名取市、仙台市の施設さんが生産しています

    大船渡市、陸前高田市、気仙沼市、石巻市、東松島市、塩釜市、名取市、仙台市にある、A型・B型の就労支援施設の皆様と椿茶生産取り組みをさせて頂いております。採取から一次作業を行なった椿葉を1キロ当たり2,000円の単価(採取からの場合のみ)でバンザイファクトリーが買取をさせて頂いています。それを原材料として椿茶にする為に二次加工、製品化や商品化をしております。

  • 椿の生産に関わる施設の紹介
    岩手県県陸前高田市 
    B型就労支援 作業所きらり

    2019年3月、一番最初に椿の葉生産の取り組みをはじめました。ボードに葉の絵を書いて、品質を向上させています。

    陸前高田市のB型・施設の、きらりさん、椿の葉処理をして頂いております。許可を頂いた椿から枝ごと採取して、写真のように水に付けて元気を保って、葉を一枚一枚作業して、バンザイファクトリーに持ち込まれます。就労支援施設での椿生産は「ここから始まり」ました。視察受け入れと、作業指導もしてくれ、三陸一帯に広がりました。

    動画でもご覧ください。 

    https://www.youtube.com/watch?v=e1SmEJWTVeo

    施設での風景。

    2021年から椿葉の生産を行っています。

    施設の職員さんが手作りでライト棚や道具を作って作業をしやすい環境にしています。

    障がい者施設さんだから安い、とか、品質は低いのは仕方がない、と言うような取り組みではありません。施設さんは品質第一に管理、選択をした高品質な葉だけをバンザイファクトリー 届けて頂いています。誇りある仕事としてお互いの「取り組み」になりま、一つの柱になっています。生産量の多い施設さんです。

    宮城県気仙沼市 気仙沼松峰園

    2021年から椿葉の生産を行っています。

    陸前高田市の隣町になる宮城県気仙沼市の施設さんです。銀行さんからの紹介でバンザイファクトリーに来られました。県は違えど同じ三陸地域です。暖かい話しですが、利用者さんのご家族が、この仕事の説明を聞き、良い仕事だと利用者さんの家族会がバンザイファクトリー にバスで見学にも来られました。ありがたい取り組みをさせて頂いております。

    ここでは、伐採採取された椿を生育して、葉に落とすエリアを第一工場と呼ばれ、葉を綺麗に洗浄・磨きをする部屋を第二工場と呼び、年中運営しています。生産量の多い施設さんです。

    宮城県塩釜市と石巻市の二ヶ所
    愛さんさん 

    2024年から椿葉の生産を行っています。

    二つの場所で施設を持って連携して行っている就労施設さんです。一つの建物では伐採、枝切り、葉に落とす。そしてこちらの建物では蝋成分を落とす、洗浄、磨き、送付となっていました。

    石巻の施設側では、他施設さんとの連携によって、伐採してくれる作業所さんと、葉の処理をする、愛さんさん石巻ファームさん、分担協力して生産をしています。

    石巻も塩釜も椿がとても多い地域です。また椿の名所島もあり、椿トンネル、椿の神社もある三陸地域が椿の産地である事が伺える土地柄です。

    宮城県名取市 テラグラッサ
    2023年から椿葉の生産を行っています。

    作業だけでは無く、即売会で椿茶を並べて紹介して販売したりと、椿への取り組みを広げてもらっておりました。写真の椿は、地元の市会議員さんが伐採してくれて、用意を毎週のように続けて来てくれているとの事、超びっくり・・・本当にありがたいです。椿に関わる人達は優しいです。

    バンザイファクトリー では椿葉を伐採、一次加工、納品をして頂いている施設さんを、「生産者」&「取組先」と呼ばせて頂いております。

    仕入れ先、取引先、外注先、委託先、ではありません。一緒に生産と製造を分担している「取組先」です。

    ここでは点字加工もしたおり、弊社の名刺に点字をやって頂いていました。それはもう普通の人では出来ない作業を視力が落ちてしまった利用者さんが、スパスパとやっている事に驚かされる施設さんです。目が見えていても私どもでは出来ません・・・

    宮城県東松島市 ひがまつステーション
    2024年から椿葉の生産を行っています。

    全盲の方がリーダーとなって椿作業を立ち上げていました。これには大変に驚きました。そして感動しました。社長さんの話しでは、採取にも一緒に行くし、昼食を皆の為に作ったり、とにかく施設の利用者の為にやっているとの事・・。SNSでは使って良いと了解を得て撮影。彼曰く椿の作業で全員で一致団結となれたんですよとの事でとても感動しました。

    採取畑は、椿油を採取していた数十年前から育てている椿が百本以上ある所から採取の了解を得て伐採されています。

    剪定して行くと椿が元気になると。椿油と椿茶が同居していました。その山に案内されて一緒に話しながら深い事も聞けました。楽しかったです。こちらの施設さんでは、椿茶を仕入れて、地元のホテル旅館、カフェ、道の駅に扱ってもらい、売上利益を利用者さんと配達して工賃アップに繋げています。元々社長さんが医療機械関係の営業経験者なので、このような体制が出来たのだと思っております。

    宮城県石巻市 (株)めだか
    2024年から椿葉の生産を行っています。

    施設には販売所もあり、その入り口に作業前の椿が置いてあり、いかにも椿の仕事をしている感があって、地域の物で地域の仕事を作る、またもそんな気持ちを感じさせて頂きました。裏畑に椿が沢山生息していて、敷地内で採取出来るのはとても楽です。また新鮮です。

    お祝い・慶弔に向けたギフトセットも作られ、チラシも専用に作り、椿茶の拡販もして頂いておりました。葉の生産と、販売と両方はとても取り組んでいる、取引では無い感覚になり、嬉しいタッグをさせて頂いております。