• 椿マインドと三陸椿物語

    岩手三陸、大船渡市と陸前高田市の「市花」は椿です。
    2011年3月11日、大地震と共に津波がやって来ました。
    その津波をかぶっても負けずにたくさんの椿が生き残り、2012年の春に強く花を咲かせました。
    椿は他の樹種よりも地中深くに根を生やす性質です。その性質から何倍、いや何十倍もの生育時間を要します。しかし一旦根を深く張った椿は、強い木になり自然災害にも強くなります。

    椿の原産国は日本です。
    岩手県大船渡市には1,400年も生きている三面椿(天然記念物)があります。
    これは世界最古の椿と言えるでしょう。それが三陸岩手、大船渡市にあるのです。

    地質学的な調査で東日本大震災の時よりも大きな津波が3度は来ていると考えられており、
    この三面椿は3度海中に沈んだのではないかと考えられています。それでも生きながらえました。

    私達人間も時間がかかっても、年数がかかっても、深く人間の根を生やして、
    人生の荒波に耐えて、誇りを持って生きたい。
    そんな思いを持ったのが三陸椿物語でした。
    この椿のような生き方を合言葉にしました。

    “椿マインド”

    落ち込んだ時、苦しい時、辛い時、頑張ろう。
    心の中で三陸椿物語を思い出して、椿マインドで行こう!と。
    みなさまの心の中にも椿マインドの根を生やして頂けたら幸いです。

    椿の花言葉 「控えめな優しさ」「誇り」「謙虚な美徳」

  • 椿物語ビデオ絵本

    90秒

  • 三陸椿物語とは

     

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    三陸椿物語

    he Story of the Sanriku Camellia

     

    2011 年3 月11 日、大きな津波がこの地にやってきました。

    March 11, 2011. A powerful tsunami swallowed this town.

     

     

    けれども、沢山の椿が、地中に深く根をはり、大津波をかぶっても倒れずに生き残っていました。

    Except for the camellia – they were rooted deep in the ground and survived the devastation.

     

     

    そして「花」を咲かせていました。椿の赤い花が、とても力強く、そして美しくて、感動しました。

    They even bloomed. We were all moved by these strong, resilient yet beautiful red flowers.

     

     

    地に根を深く張り強く、美しく花を咲かせる椿

    They were deeply rooted, tough, and beautiful.

     

     

    その凛とした美しさと生命力こそ、この三陸で生きる人々、そのものだと感じました。

    Their dignified beauty and vitality were a reflection of that of the people of the Sanriku coastal area.

     

     

    この三陸椿をシンボルにして、深く根を張り、強く、美しい商品をこの地で生み出したい、そして働く人に誇りを持って欲しい、その想いで三陸椿物語の数々の商品を生み出していきます。

    We created a number of products in this series so that they are as deeply rooted, strong and beautiful as the camellia. Our workers are proud of what they are offering to the world.

     

     

     

    椿の花言葉

    「気取らない優美さ」「誇り」

     

    In the language of flowers, the camellia signifies “unpretentious elegance” and “pride.” That says it all.