サイトへ戻る

2018年3月9日、トヨタさんグループ41人の社長さん象どりした「我杯」が完成して半分が出荷を迎えました。

我杯は企業さんにも、御採用を頂いておりました。

2018年3月9日、トヨタさんグループ41人の社長さん象どりした「我杯」が完成して半分が出荷を迎えた。ホテルの新年祝賀会にて販売店さんの社長を象どるイベントをされたいと連絡が入ってから、念密に細々と打ち合わせを重ねて。当日は相当に盛り上がったとの報告も受けた。◯◯社長さま、どうぞ握って下さい・・とやったようでした。

その後、土日も切削(木材をセットすれば機械が自動で削る)して納期に間に合わせた。入社一年半の村上翼ちゃん20代の若手も今では三次元スキャンからポリゴンデータ修正、CAMによる出力から、ほぼ高橋知子取締役に近い制作が出来るまでになって、大きな戦力人材に育った。

彼女のお陰で乗り越えれた。磨きや塗装、梱包と塗装は既にプロの吉田真紀が大黒柱の製造の合間に入ってくれる。塗装は菅原さんと言う熟年で2年近くやっている方がいてくれる。この地に来た5年前とは大違いの人材の厚みになっていました。

この体制であれば来年のラグビーワールドカップのフランス側でのオフィシャル・木工グッツに弊社の我杯が採用される方向になっているのですが、きっと大丈夫だなあ・・。課題は三次元スキャナーが足りない。

しかし、関連企業、得意先企業さんの社長さんに、世界に一つだけの貴方の握り方を彫った杯を作って懇親を深めて行く企業文化。企業間のお付き合いが深い事が良く解りました。

 

先方の総務課の担当者さんに、まさか、最先端CG技術で作られている我杯が、岩手三陸、陸前高田で作られているとはビックリしました・・と言われた事が、やっぱり、実はとっても嬉しかったのです。岩手の片田舎で被災地で作っていた、そこをネットで何か無いか・・何か無いか・・と探し回っていたら、弊社に辿り着いたとの事、復興支援や震災支援で頼まれた訳では無いと言うのも、本当に嬉しいご注文でございました。

 

0.2mm範囲でスキャンしたポリゴンデータを扱うのは相当に重い。それをさらに変換して、木目に合わせて削る芸当を開発したソフトで行っているのです。

こんな田舎町の被災地の片隅で大企業さんの社長さんを喜ばせる仕事が出来るのは、とても有り難いです。石の上にも10年だったなあ。震災8年目、こんな出荷が出来て本当に感慨深いのです。

https://www.sagar.jp/2

broken image
broken image
broken image
broken image
broken image
broken image
broken image