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2018年3月11日(震災から丸7年になりました)

新工場は8年目に完成し、広くなった工場で製造を5月から始めます。

· 我杯,福おちょこ,わかめの大黒柱,iPhoneケース,椿茶

2018年3月11日(震災から丸7年になりました)
建築中の大船渡新工場に一家で見に行きました。家族の子供達、満田颯(来月で六年生)も湖梅(来月で三年生)も、新しい工場の広さと色合いに興奮。

 

この場所は2011年3月11日まで、(株)マイヤ本店があった場所てす。震災で倒壊して移転しました。このマイヤ本店で3.11、その日、弊社の高橋美栄子常務の叔父(結婚して大船渡に婿さんに入った)の奥様、つまり義理の叔母が3.11津波の時にマイヤ本店に偶然に買い物に来ていました。いつも午前中に買い物に来るのに、この日に限って午後に買い物に来ていて、津波から避難する為に屋上に上がり命が助かった場所なのだったのです。今、この場所に弊社・バンザイファクトリーとスリーピークス・ワイナリさんが建って来ています。

 

代表の私は29歳(26年前)の時に米谷春夫さんの出資と、マイヤからの三年間の仕事で前職(医療IT企業)を立ち上げました。恩義と言う言葉では表せない、命の恩人とその会社なのです。大船渡・陸前高田から、盛岡にいる私に。ベンチャー精神を支持してくれた訳です。

 

だからこそ震災後に陸前高田(米谷春夫さんの家がある場所)で今の工場を始めたのですが、先行投資での商品開発も一つづつ終わり、量産に入りたく工場の土地を二年半、散々、陸前高田に探して、交渉しまくって・・が何故かどれも合致出来ず、頓挫の日々でした。

 

その後に大船渡市さんとキャッセンさんの計らいと、スリーピークス社長の及川武宏君の誘いもあり、すんなりと、この場所に決めたのでした。

 

決まった後に(株)マイヤの米谷春夫社長に報告したら、なんと、春夫さんが、高橋和良、そこはマイヤ本店があった場所だろう、高橋和良が散々通った・・と言われて、心底、驚きました。春夫社長は凄まじく喜んだけど、やっぱり驚いたようだったです。仕組んだ訳では無いからなあ、これは運命なんだな高橋和良と言われて、嬉しいのは嬉しいのですが、何だか私は驚き過ぎてしまったのでした。

 

きっぴん鮑の開発者、水上翁がこの場所で作ったとの事、マイヤを建てる時、水上さんからここの土地を買ったのだとも聞かされました。運が良いぞ・・高橋和良と言われた。あやかりたい。

 

私は運命と言う言葉をなかなか信じるタイプの人間では無かったのでした生い立ちから自力で開拓する、そんな性格に育って行ったので。運命は自分で切り開く事、簡単に運命なんて口に出したく無い、言いたく無い・と言う生き方をして来た私だったのですが、今回ばかりは、もうどうにもなりません。「運命」を感じた訳でした。もしかしたら人生初かもしれないです。

 

陸前高田では6年やりました。次は大船渡市で工場を稼働させて行く事になります。大借金して5月から操業します。椿茶、我杯、iPhoneケース、三陸わかめの大黒柱、三陸三陸甘茶煮、三陸椿冷麺、三陸星椿麺と、ハードから食品まで多彩です。椿茶はもう地元の知られる産品に育って来ていました。岩手県内の駅や空港、仙台駅や仙台空港で好評です。

 

これから、三陸の良い商品を作り売り成長して行きたい。仕入先とも笑って付き合って行きたい。取引先さんも工場見学や、是非とも遊びに来てもらいたい。庭で皆でスリーピークスさんのワインを飲みたい。飲ませたい。

 

私は歳も歳なので長く社長は出来ないのですが、創業者としてこの地で確りと震災後に始めた商品で知られる土着企業として生きて行きたい。そのように思っておりました。

 

それも、これも、何しろ向かいには、かもめの玉子の斎藤製菓さんの、かもめテラスがあるのです。製造業のレジェンドが目の前にいるのは、とても刺激的で目指す道がある訳です。

 

(株)マイヤは昭和35年の震災津波が起業の理由なのです。スリーピークスさんも3.11の震災が起業の理由なのです。弊社はこの地に来たのが、3.11が理由です。震災を切っ掛けにして仕事を立ち上げて来た文化を受け継ぎたい。そんな気持ちになった2018年の3.11でした。

 

木の壁で一際背高い左がワイナリ(結構大きいのです)、白い小さい工房が三つ建っているのがバンザイファクトリーです。二社の境目に植えた木、花言葉は「友情」なのです。マイヤさんから友情を得て来た。それを繋げる番が来たのだろう。頑張らないと。

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